6月 10, 2020 / 最終更新日時 : 8月 18, 2020 奥原茉美 導入事例 山梨県甲斐市役所様 |ひかり電話直収 IP-PBX iPBX-S01導入事例 老朽化したIP-PBX装置をリプレース 電話設備を早期にIP化した自治体の一つとして日経クロステックに事例が紹介されている甲斐市役所様。当時実施した電話設備のリプレースをするにあたり、当社製ひかり電話直収IP-PBX iPBX-S01を採用頂きました。 この事例に関する製品 ●ひかり電話直収IP-PBX iPBX-S01オープンソースのPBXソフトウェアとひかり電話ゲートウェイiGW-N01、設定を容易にするためのWebGUIをパッケージ化した製品。お客様の運用に合わせたカスタマイズも承ります。 甲斐市について ・山梨県甲斐市・2004年に3町が合併(分庁舎制を採用)・人口 約7万5千人・市役所職員数 約400人 採用機器 ●収容電話機 [ナカヨ製 ST101B]従来からIP電話機を使用していたため、運用に慣れていた甲斐市。保留転送はラインキー転送ではなく、パーク保留による転送が標準手順化されていたため、パーク保留ができることが仕様の大前提となっていました。iPBX-S01が収容できる電話機の中で、デスク上の専有面積の比較的小さく、シンプルなデザインのナカヨ製 ST101Bを選択しました。ただ、iPBX-S01はナカヨ製電話機の機能キーには対応していなかったため、採用にあたり機能キーによるパーク保留に対応するためのカスタマイズを実施しました。また、同様にカスタマイズを実施し、機能キーに着信インジケータを割り当てる機能を追加しました。 ●ファクシミリ収容 [ヤマハ製 NVR500]ファクシミリの収容には一般的にはATAと呼ばれる機器を使用しており、国内で流通している製品は数多くあります。安価なものはコストパフォーマンスに優れますが、安定性に欠け、一方高価なものは安定性には満足できますが、コストパフォーマンスが悪くなってしまいます。そんな中、甲斐市役所様ではヤマハ製NVR500のアナログ電話機収容の機能を活用することで、コストパフォーマンスと安定性を両立させることができました。 業務に合わせたカスタマイズ iPBX-S01は業務にあった様々なカスタマイズが可能です。甲斐市役所様では、以下の機能を追加いたしました。・ナカヨST101B向けパークキー、着信インジケータ対応・業務時間外モード対応(インジケータ表示 および転送先自動切換え)・グループ着信モード追加(輪番着信モード) ホットスタンバイによる冗長構成を採用 iPBX-S01サーバを2台設置することにより、稼働機と待機機の役割を持つ2台のサーバが相互に状況を監視し、異常を検出したら稼働機を自動的に切り離し、待機機を稼働機に昇格させることで、障害が発生しても継ぎ目なく業務を継続できます。 (注:通話中の電話は救済できません) Follow me! FacebookXCopy