テレワーク導入に関する課題を解決御社に

テレワークの方式は大きく6種類のパターンに分類されます。どのような方式を選んでもセキュリティ対策は必須であり、方式によって取るべき対策が変わります。セキュリティ対策はその方法によってコストが変わってくるため、セキュリティリスクと導入コスト両面から慎重に検討する必要があります。
弊社がおすすめする3種類のテレワーク方式と就業規則、情報セキュリティポリシー、資産管理基準を考慮し御社にテレワークの方式を提案、設計、構築、します。

対 象

・テレワーク導入にあたり適切なセキュリティ対策を講じたい

・どのようなテレワーク方式が自社にあっているのか分からない

対 応 課 題

・セキュリティ確保

・VPN導入支援

・適切なテレワークの方式選択

・リモート内線電話構築

セキュリティの確保

テレワークを行う際、企業の情報資産などがインターネット上を流れます。持ち運びが容易なノートパソコン等の端末が利用されるため、マルウェアの感染、テレワーク端末の紛失・盗難、通信内容の盗聴など様々な脅威に晒され、それらが情報漏えいや情報の消失につながるリスクを高めます。

サイバーセキュリティ.comの個人情報漏洩事件のページを見ると、毎日のように漏えい事件が発生しています。悪意を持った人物が攻撃した結果漏えいしたケースもありますが、多くの漏えいの原因は内部の人間による「うっかりミス」となっています。
このような状況であることから、リスク回避の対策は必然となります。※「気を付ける」は対策になっていないことを理解して頂きたいです。

企業の大切な情報資産を様々な脅威から守るため、重要度に応じた情報のレベル分けを行い、それぞれのレベルに応じた体系的な対策をご提案させていただきます。

VPN導入支援

テレワークを行う際、テレワーク先と拠点との間の通信のセキュリティの確保は重要な課題です。
VPNを導入することにより既存のインターネット上に仮想の専用線を設け、安全なルートを確保することにより情報漏えいなどの脅威から大切な情報を守ります。VPNは専用回線を利用するよりコストを削減することが可能になります。

【VPN導入のメリット】

・無料Wi-Fiなど無線ネットワークでの覗き見、改ざんリスクの低減

・物理的な距離に関係なく疑似的なLANを構築できる

・専用線よりはるかに低コストで専用線に近いセキュリティを実現できる

弊社がおすすめするテレワーク方式

パターン①
リモートデスクトップ方式
パターン②
仮想デスクトップ方式
パターン③
アプリケーションラッピング方式
概要オフィスにある端末を遠隔操作テレワーク用の仮想端末を遠隔操作テレワーク用の仮想端末内への保存を不可とする機能を提供
テレワーク端末に電子データを保存するか不可不可不可
オフィスの端末と同じ環境を利用するか同じテレワーク専用の環境テレワーク専用の環境
クラウドサービスを利用するかしないしないする/しないどちらでも可
私用端末の利用(BYOD)と親和性一定の条件のもとで可一定の条件のもとで可一定の条件のもとで可
高速インターネット回線の必要性必須必須望ましい

①リモートデスクトップ方式

オフィスに設置されたPC等のデスクトップ環境を、テレワーク端末から遠隔で操作・閲覧する方法。
作業結果を保存する場合もオフィス側PCに保存され、テレワーク環境で利用する端末に電子データを残さないようにすることができる。

リモートデスクトップ方式

②仮想デスクトップ方式

オフィスのサーバー上で提供されている仮想デスクトップ基盤(VDI)に、テレワーク端末から遠隔でログインし利用する方法。
テレワーク端末に電子データを残さず、オフィスに端末を用意しておく必要がない。
また、仮想デスクトップの環境はシステム管理者が一括して管理することができ、均質的なセキュリティ対策を実施することが可能。

アプリケーションラッピング方式

※①②は十分な速度のインターネット回線を確保しなければならない

③アプリケーションラッピング方式

テレワーク端末に「コンテナ」と呼ばれる、ローカル環境とは独立した仮想的な環境を設け、その中でテレワーク業務用のアプリケーションを動作させる方法。
コンテナ内で動作するアプリケーション(文章作成、インターネトおブラウザ等)からローカル環境にアクセスすることができないため、テレワーク端末に電子データを残さない利用が可能。

IP電話機を導入しリモート内線構築

VoIP技術を活用しWeb会議を活用した社内コミュニケーションのみならず、社外のお客様からの電話対応も、テレワーク先の自宅やサテライトオフィスなどで、従来のオフィスでの業務フローを変えずに会社にかかってきた電話を受け、内線取次を実現することが可能になります。

【IP電話機のメリット】

・オフィスで行っていた電話対応をテレワーク先で行うことが可能

・スマートフォンをIP内線電話として活用することが可能(※1

・電話線の社内工事が不要

・内線電話機を簡単に移動することが可能

●IP電話、IP-PBXでできること

内線発着信

外線発着信

取次転送

取次転送

パーク保留

従来のPBXとは違い、社内での電話線の工事が不要になり電話線の代わりにLANを使います。
さらに、従来の内線番号機の場合、席を移動した(社内レイアウト変更した)場合内線番号の変更またはPBXの工事が必要でしたが、
LANがあることにより内線番号が変わることなく簡単に席を移動することができます。

●スマートフォンの活用※1

スマートフォンをIP内線電話として活用し、オフィスにいなくても社外のお客様とのコミュニケーションを円滑に行うことが可能です。
しかし、デメリットとして音声品質を確保するのが難しく、多少音質が悪くなったり、切れやすいなど不具合が発生することがあります。

●クラウドPBXの活用

すでに会社にある電話回線をクラウドPBXへ収容する方法についてもご提案可能です。